言えないまま続けるとどうなるか
においが気になる状態で続けると、行為の途中で意識がそこに向き続けます。結果として、苦手意識が「フェラチオそのもの」に対して形成されていきます。実際には特定の状況の問題であっても、切り分けられないまま嫌悪感だけが残ります。
この経過をたどった方の相談では、原因が何だったのかご本人にも分からなくなっていることがあります。早い段階で切り分けておくほうが、あとが楽になります。
責めない形の切り出し方
相手の身体を評価する言い方になると、どんなに丁寧でも受け取り側は傷つきます。自分の希望として言う形に置き換えると、角が立ちにくくなります。
- 「先にシャワー浴びよう」と行為ではなく順番の話にする
- 「一緒に入りたい」と誘う形にする
- 「私が気になるタイプだから」と自分の側の話にする
- 「洗ったあとのほうが好き」と好みとして伝える
いずれも、相手のにおいを指摘する言い方を避けています。指摘なしで状況が変われば、それで足ります。原因の説明まで求める必要はありません。
その場での対処
先に洗う流れを作れない場面もあります。その場合の現実的な対処です。
- ホットタオルを使う(性的な流れの中に組み込みやすい)
- 照明を落とす前に手を洗いに行く流れを作る
- 口をつける前に手で始めて、様子を見て決める
- 今日はしない、という判断をする
最後の選択も普通にあってよいものです。無理に続けて嫌な記憶を作るより、そこで止めるほうが結果的に関係のためになります。
気になる度合いには個人差があります
においへの感じ方には大きな個人差があり、体調や周期によっても変わります。他の人は気にしていないから自分がおかしい、と考える必要はありません。逆に、相手に落ち度があると決めつける必要もありません。感じ方の問題として扱うほうが、伝えるときの角が立ちません。
ただし、強いにおいに加えて、分泌物、かゆみ、発疹、痛みといった症状が相手側にある場合は、衛生の問題ではない可能性があります。その場合は、行為より先に医療機関の受診をすすめてください。
自分の側が気になる場合
口臭や、行為のあとに口の中に残る感覚が気になるというご相談もあります。行為の前後に水を飲む、うがいをする、といった対処で足りることがほとんどです。歯磨きは直前を避けてください。粘膜が傷つきやすくなります。
におい・清潔感についてよくある質問
どう言えば傷つけずに伝わりますか。
相手の身体を評価する言い方を避け、自分の希望や好みとして伝えると角が立ちにくくなります。
シャワーを嫌がられます。
一緒に入る、ホットタオルを使う、といった形に置き換えられます。それでも難しい場合は、その日はしないという判断も普通の選択です。
気にしすぎでしょうか。
感じ方には個人差があり、体調や周期でも変わります。おかしいことではありません。
自分の口臭が気になります。
前後に水を飲む、うがいをする程度で足りることがほとんどです。直前の歯磨きは避けてください。
においのほかに症状がある場合は。
分泌物、かゆみ、発疹、痛みがある場合は、行為より先に医療機関の受診をすすめてください。