原因は大きく4つに分かれます
| 身体的なつらさ | えずく、顎が疲れる、息が続かない | 角度と姿勢の調整で減ることが多い |
|---|---|---|
| 衛生・においへの抵抗 | におい、味、毛が口に入る | 状況を変えれば解消することがある |
| 関係の問題 | 求められ方、頻度、断れなさ | 技術ではなく会話の問題 |
| 過去の経験 | 無理強いされた、苦しかった記憶 | 時間と、安全な状況の積み重ねが必要 |
このうち、練習で改善するのは1つ目だけです。2から4は、動かし方を練習しても変わりません。むしろ「苦手なのは自分が下手だからだ」と考えて練習を重ねると、苦しい経験が積み重なって悪化します。
関係の問題である場合
行為そのものより、求められ方が負担になっているという相談は多くあります。断ると機嫌が悪くなる、毎回のように求められる、こちらの体調を考慮されない。この場合、フェラチオが嫌いなのではなく、その状況が嫌なのだと切り分けられます。
切り分けが済むと、対処が変わります。上達を目指すのではなく、頻度や断り方について話すことが必要になります。断り方とカップル・夫婦で扱っています。
過去の経験が影響している場合
過去に無理強いされた、苦しくても止めてもらえなかったという経験があると、身体が先に反応するようになります。始める前から緊張する、においを感じただけで気分が悪くなる、といった形です。これは意思の問題ではありません。
この場合、行為に近づけていくより先に、止められる状況であることを確かめるほうが順序として先になります。止めたいときに止まる、という経験がないまま続けても、抵抗は減りません。強い不快感やフラッシュバックが続く場合は、専門の相談窓口や医療機関にご相談ください。当サイトは医療機関ではありません。
しない、という選択
苦手なままでいることも、しないと決めることも、どちらも選択肢です。性的な関係の中で、特定の行為をしないと決めているカップルは珍しくありません。それによって関係が成り立たないのであれば、問題は行為の側ではなく関係の側にあります。
「してあげられない自分が悪い」と考えて相談に来られる方が多いのですが、その前提自体を一度外して考えていただければと思います。
苦手意識についてよくある質問
苦手なのは慣れれば直りますか。
原因によります。身体的なつらさは調整で減りますが、関係の問題や過去の経験は慣れることで悪化することがあります。
したくないと言うと嫌われませんか。
伝え方によって受け取られ方が変わります。断り方のページに言い方の例を載せています。
自分が下手だから苦手なのでしょうか。
そう考えて練習を重ねた結果、苦しさだけが増えている相談は少なくありません。まず原因を切り分けることをお勧めします。
過去のことが影響している気がします。
止められる状況であることを確かめるほうが順序として先になります。症状が続く場合は専門の窓口へご相談ください。
一生しないという選択はありですか。
あります。特定の行為をしないと決めているカップルは珍しくありません。