その場で使える言い方
- 「今日はやめておく」
- 「今日は口はしたくない気分」
- 「手でもいい?」
- 「ちょっと体調が微妙だから、今日は別のことにしよう」
- 「疲れてるからゆっくりしたい」
いずれも理由を詳しく説明していません。断る場面で説明を足すと、その説明に対して反論される余地が生まれます。短いほうが結果的に通りやすくなります。
途中でやめるとき
始めてから止めることも、同じように可能です。「ごめん、今日ここまでにする」で足ります。理由を聞かれた場合は「なんとなく気分が」で構いません。
口をふさいでいて言葉が出せない場合のために、動作の合図を決めておく方法があります。手を離す、相手の腿を軽く叩く、といった形です。事前に決めておけば、急に止まった理由が相手にも伝わります。
頻度そのものを減らしたいとき
その場の断り方とは別に、求められる頻度自体を話す必要がある場合があります。これは行為の最中ではなく、性的な文脈から離れた時間に話すほうが伝わります。
- 「毎回だとしんどいから、たまににしたい」
- 「したい日としたくない日があるから、聞いてほしい」
- 「断ったときに不機嫌にならないでほしい」
3つ目は言いにくい内容ですが、断れない状況を作っているのが相手の反応である場合、ここを扱わないと変わりません。カップル・夫婦で、話す場面の作り方を書いています。
断ったあとの空気について
断ったあとに気まずくなるのが嫌で断れない、というご相談があります。この場合、断ること自体より、断ったあとをどう過ごすかを決めておくと楽になります。別のことに切り替える、そのまま眠る、話をする。何か一つ用意しておけば、断ったあとの沈黙を埋められます。
ただし、断るたびに機嫌が悪くなる、口をきかなくなる、という反応が繰り返される場合は、断り方の工夫では解決しません。それは関係の側の問題です。
断れない状態が続いている場合
嫌だと言っても止めてもらえない、断ると責められる、という状況が続いている場合、それは技術や伝え方の問題ではありません。同意のない性的な行為は、相手が誰であっても問題になります。ひとりで抱えず、公的な相談窓口へご相談ください。当サイトは医療機関でも相談機関でもありませんが、話を伺うことはできます。
断り方についてよくある質問
理由を聞かれたらどう答えますか。
「なんとなく気分が」で構いません。性的な行為を断るのに理由の説明は必要ありません。
途中でやめても大丈夫ですか。
大丈夫です。言葉が出せない場合のために、動作の合図を決めておく方法があります。
断ると不機嫌になります。
断り方の工夫では解決しない部分です。性的な文脈から離れた時間に、そのこと自体を話す必要があります。
毎回断るのが心苦しいです。
頻度そのものについて話すほうが、毎回の負担は減ります。
嫌だと言っても止めてもらえません。
同意のない性的な行為は相手が誰であっても問題になります。公的な相談窓口へご相談ください。